趣味 読書

面接対策本を読むと「趣味欄に読書と音楽鑑賞だけは書くな!」とかって書いてあったりする。ありふれすぎててダメなんだそうだ。まあたしかに、読書と音楽鑑賞は誰でも好きじゃなくても1回はやってることだしね。
私は本好き。通学の電車内では文庫分がないとダメな人間なんで、いちばんの趣味は読書だと思う。まあ、私より本好きな人はそれこそ溢れるほどいるし、読んでるのはそんなにたいした本ではないけれど。でも、最近のハヤリはだいたい抑えてるし、読んだ本の数はこの年齢の女子の平均は軽く越えてるとは思う。
だから、履歴書の趣味欄がかなり迷った。正直に「読書」って書くべきか、他の趣味を探すべきか。他の趣味を探すってのもおかしな表現だけど。
けっきょく読書以外に自分の好きなこと、よくやることを探して書きました。それ自体は、やっぱりこの年齢の女子にしては珍しい趣味だったらしく、面接官のオジサマたちには好評だったようだけれど…
趣味に限らず、面接や履歴書に正直に自分のことを書くか、面接本のアドバイスをふまえたコトを書くかはかなり悩むところ。私は100%の嘘はつかなかったけれど、誇張してたり、ちょっとぼかしたりはした。嘘じゃないけど、本当でもないようなこと。
面接本に書いてあるように、自分の体験をふまえた自己PRは大切だと思う。ただ「協調性がある」とか「リーダーシップが…」とか口だけならなんでもいえるし。でも、「○○ということがあってそこから〜ということを得ました」とかさ、これも嘘つこうと思えばいくらでもつけるじゃん。そういうの得意な人もたくさんいるし。
よく「面接官は嘘なんてすぐ見抜いてます」って言われるけど、そんなことないと思う。他の合格者たち見てて、(自分も含めて)そういう誇張とか嘘が上手なだけだと思った。まあ、そういうリアリティのある嘘つける能力も社会人としては必要ってコトなのかなぁ。